Aさん.ドリップにチャレンジしてみたのだけれど、美味しくなかった。。。
Bさん.とあるお店のコーヒーが美味しかったので、そのお店で同じ豆を買ってみたのだけれど、自分では美味しく淹れられなかった。。。
この二人の悩みは、同じことを言っているようで、実は全く違う悩みであることがお分かりでしょうか?
この悩み、解決が難しいのはどちらかと言えば、Aさんの方です。
まずBさんの悩みから考えてみましょう。
Bさんは、「美味しいコーヒーだと判っている」豆を入手しているので、問題はコーヒーの抽出の方法であると判ります。
ですのでやることは一つ、豆を購入したお店に行って、どのようにコーヒーを淹れていたのか尋ねましょう。
コーヒ豆を買ってくれたお客さんの悩みには、お店の人は快く応えてくれることでしょう。
問題はAさんの方です。
Aさんの問題を解決するためには、
・コーヒー豆の品質はどうなのか?
・焙煎度はAさんの好みと合っているのか?
・抽出の方法は適切であったか?
この三つの問題を確認しなければなりません。
この中で一番問題になるのは、「コーヒー豆の品質」です。
品質の良いコーヒーを使っているならば、焙煎度が多少違っていても、抽出を失敗したとしても、「悪くは無いと思う」レベルのコーヒーは淹れることが出来ます。
美味しいコーヒーを自分で入れられないという方、スーパなどで適当なコーヒーを買ってきていませんか?
美味しいコーヒーを淹れる第一歩は、品質の良いコーヒー豆を使う事、です!
次回は、淹れ方の問題点を探っていきたいと思います。
それでは!
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アイスコーヒー ~開発の現場から~
6月になりました。
アイスコーヒーの季節ですねぇ~(笑)
アイスコーヒーと言えば、コンビニのアイスコーヒーが「安くて」、かなり台頭してきていますね。
そうなると、自家焙煎店のアイスコーヒーの存在意義が危うくなるわけで・・・
なんてことは全然心配していません(笑)
そもそも自分は苦いコーヒーが苦手で^^; 自分の作るアイスコーヒーはも元々苦くありません。
味にインパクトを付けるために苦いコーヒー使っていますが、それもわずかにブレンドするだけです。
苦味はあくまでもインパクトだけで、苦みよりもまろやかな風味が後味に残るように作っています。
私がアイスコーヒーをブレンドで作っているのは、コストパフォーマンスを考えての事です。
本当に美味しいアイスコーヒーを飲みたければ、現在販売している深煎りコーヒーをストレートでアイスコーヒーにすれば、そのままで十分に美味しい。
ただ、それだとアイスコーヒーをガブガブ飲めないので(笑)、リーズナブルな豆をブレンドしてコストを下げ、かつなるべく風味を損なわないように苦心しているのです。
まあ、結局あんまり安くならないのですが・・・
今年は、いつものブレンドに加え、新しい風味のアイスコーヒーもリリースしたいです。
現在風味確認中。
日々の注文をこなすのに忙しくて、なかなか時間を取りにくくなってきましたが、たぶんリリースできると思います。
頑張らなくては・・・
それでは!
メリタ式 ~今月一番読まれた記事~
このブログは、色々なキーワードで検索していただいて、色々なページに訪問していただいているのですが、やっぱり一番人気は
「メリタ式 美味しいコーヒーの淹れ方」なんですよ。
正直言って、美味しいコーヒーならばどんな淹れ方をしても美味しい、が自分の信条です。
そういったコーヒーを、自分は厳選しているつもりです。
美味しいコーヒーを淹れるのに、テクニックは要らない。
た・だ・し・・・・・・
手抜きをすると、そもそも美味しいコーヒーは淹れられません。
コーヒーメーカーは、残念ながらまだハンドドリップを追い抜けないと思っています。
自分の手でコーヒーを淹れる、それを前提としたうえで、メリタ式は良くできた淹れ方だと思います。
そして、
「メリタ式 美味しいコーヒーの淹れ方」
この記事は、自分の中でもお勧めしたい良記事ですので是非一読して、実践してほしいなと思います。
ただ、自分はメリタ式で淹れることってあまりありません。
メリタ式は、「楽して美味しいコーヒーを淹れたい」方にお勧めですが、本当に美味しいコーヒーを淹れたいなら、円すい型ドリッパーであるハリオの方が優れているからです。
自分が淹れるコーヒーは、7割がハリオ式ドリップです。
残り2割が、エアロプレスになりました。
そして、1割の中で色々な淹れ方をやっています。
でも、お手軽に、かつ美味しく淹れるならメリタ式が一番でしょう。
お手軽と侮るなかれなメリタ式、まだ試していない方は是非一度お試しあれ~
全然関係ないけど、しがらみって漢字では「柵」って書くんですね。
元々は水をせき止めるために竹等を横たえた物を表し、転じて束縛となるものを意味するようになったんだとか。
語源を知ると面白いですね~
では!