「 2015年10月 」一覧

ネットショップとPayPal


PayPal = ペイパル と読みます。
ネット上における、決済代行会社です。

すでにご存知の方も多いと思いますが、どうして、クレジットカードの上に決済代行会社を挟む必要があるのか、疑問に思う方も多いと思います。そこで、今回はペイパルを使うことのメリットについて、書いていきたいと思います。

ご存知の通り、私の運営するオンラインショップ「CAFE LUA CHEIA」でも採用していますので、是非活用いただいて、当ショップでお買い物をしていただきたい(笑)という思惑もあったりしますが。

ネット通販では、多くの人がクレジットカードを利用していると思いますが、カード番号を登録するサービスがない限りは、カード番号を都度入力すると思います。

ペイパル最初のメリットは、カード番号を事前登録できる、ということです。
ペイパルに一度登録してしまえば、次からはクリックのみで決済が行われます。もちろん、登録フォーム、登録した個人情報はセキュリティで保護されているので安心です。

そしてペイパルを利用する最大のメリットは、他のサービスよりもトラブルに対するサービスが充実していることです。

クレジットカード会社は、カードの不正使用が行われた場合しか対応してくれません。

しかしペイパルなら、
・購入した商品が届かない
・購入した商品を返品したい
・商品を返品したが、返金されない

上記全ての場合に対応してくれます。
しかも期限は購入日から180日以内なら大丈夫。こんなに長いクーリングオフ期間を持っているシステムを、私は他に知りません。Amazonですら30日以内ですから。

実を言うと、私自身がペイパルに助けてもらった経験の持ち主だったりします。
私は、コーヒー自家焙煎だけではなく、関連器具などを世界各地から取り寄せて販売しています。
日本の商社は結構きちんとしていて、代金を支払ったら必ずと言っていいほど商品を発送してくれますが、海外にはそうでない会社は沢山あります^^;

今年の初め、ある商品をアメリカの商社から2,000ドル分、PayPalを使って仕入手続きをしました。
しかし、ちっとも商品が納品されない。
もしかしたら在庫切れかと思い、メールで連絡をしても返事は無い。
1か月経っても連絡が無かったので、PayPalに商品が届かない旨を、メールで申し立てしました。

結果、それから半月後に全額返金されたのです。
ペイパルが間に入っていてくれたおかげで、こちらの被害は最小限に抑えることが出来ました。
商品販売の機会損失は、痛かったですが。

この他にも、もっと小さい規模で何回もペイパルには助けていただいています。
私自身が何回も助けてもらっているので、その信頼性を疑う余地はありません。

そして、これだけ手厚いサポートがありながら、利用料金はかかりません。
すべて無料です。

どうして、クレジットカードの上に決済代行会社を挟む必要があるのか、ご理解いただけたでしょうか?
私が、ペイパルを推す理由も納得して頂けたかとおもいます。

クレジットカードをお持ちでない方にも、当店「CAFE LUA CHEIA」は銀行振込にて対応しております。
ただ、振込手数料はご負担をお願いしておりますので、クレジットカード&ペイパル決済の方がお得です。

今後、他のネットショップでもペイパル決済は広まっていくと思います。
登録しておいて損はありませんので、是非ご活用ください。

ちなみに、こんなにペイパルを推薦しても、私にはペイパルからは1円も入ってきません(笑)
ただ、当店をご利用いただくのにとっても便利な機能ですので、是非ご活用いただけたらと思います。



美味しいコーヒーの産地 ~コロンビア~


コロンビアコーヒーの歴史は、他の中南米にあるコーヒー生産国と比べると比較的遅く、18世紀末から19世紀といわれています(ブラジルは18世紀初頭)。

コロンビアのコーヒー栽培が遅れた理由ですが、この辺りはかつてインカ帝国が納めていた地域で、西暦1500年以降にスペインの侵略によって開拓された地域という事が挙げられます。
農地を求めての開拓以前に、黄金を求めて人々がやってきたのです。
開拓以来、約300年間スペイン領として統治されていましたが、1819年にコロンビア共和国として独立を果たしました。

もう一つの開拓が遅れた理由が、栽培適地が800m~2300mの標高の高い山岳地帯で、かつ険しい地域であったからだと思われます。
現在でもコロンビアには大規模農園はわずかしかなく、90%以上が1ha以下の大きさで、家族経営の小規模農園です。

コロンビはでは政策的に品質の高いコーヒー豆の生産を推奨してきました。
ブラジルとは異なり、小規模農園を中心にティピカといわれる種類のコーヒーを中心に栽培し、大規模栽培ができない代わりに、手作業による細やかな手入れや、果実を一粒ずつ収穫するなどの数々の手間をかけてきた結果、コロンビアコーヒーは世界から高い評価を受けるようになりました。

「新しいコロンビアと、古き良きコロンビア」
コロンビアで古くから作られている品種「ティピカ」は、ベリーの様な香りと柔らかな酸味、チョコレートの様なフレーバーを有するコーヒーとして世界中で愛されてきました。
しかし、ティピカは病害虫に弱く、収量も少ないために生産は決して効率的とは言えず、収量を上げるための品種改良が度々行われてきました。

そのため、他国からより生産性の高い品種を取り入れたり、また品種改良を行ったりを繰り返した結果、現在のコロンビアでは、数種類の品種を栽培し、産地でブレンドして出荷することが一般的となりました。そうすることである一種が病害虫にやられてしまっても、農園が全滅することを避けることが出来るのです。

しかしながら、本来のコロンビアのコーヒーであったティピカの生産量は大幅に減少し、現在は全体の2割程度となりました。そして、コロンビアコーヒーの風味は以前とは異なるものになってしまっています。
そんな現状を憂う声も少なくなく、今は手に入りにくくなったティピカ単一でコーヒーをと言う動きは少なくありません。

当店、「CAFE LUA CHEIA」でも、コロンビアコーヒーは新しいコロンビアと古き良きコロンビアを楽しめるようにと、2種類取り扱っています。

残念ながら、種として純粋なティピカは、現在のコロンビアではほとんど存在していないようですが、昔の風味を色濃く残した、「現在のティピカ」を楽しんでみるのも一興かもしれません。



コーヒーを飲みたくなるシチェーション


あなたならどんな時に、コーヒーを飲みたくなりますか?

朝起きてすぐ

朝食の後

通勤時の電車(混んでいたら飲めませんが)

仕事場で、仕事始めに

仕事中、ちょっと集中力が途切れた時

昼、昼食と共に

あるいは食後に

午後、けだるい雰囲気を払おうと

夕方の仕事帰りに

夕食の後に1杯

寝るまでのゆったりとした時間に

自分が思いつくのは、こんな感じです。
ほぼ一日中じゃないですか(笑)

さすがに、寝る直前はありませんでしたが。
コーヒーは、時間の節目で気持ちを切り替える時、あるいは集中力が途切れてしまった自分を奮い立たせる時に欲しくなりますねぇ。
体内のリズムを切り替えるのに、ちょうど良い飲み物なのかもしれません。