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宇宙でコーヒーを淹れる?!


もう去年の話ですが、イタリアのコーヒーマシンメーカであるラバッツァが、無重力空間でエスプレッソを淹れることのできるマシンを開発したらしいです。

国際宇宙ステーションISSで使われることから「ISSpresso」と言う名が付いているとのこと。

マシンにカプセルをセットして、圧縮したお湯を送り込み、食事用のパックに詰め込む構造の様です。
英文ですが、ここから解かりやすい絵の付いたページに飛びます。

カップに入れられない制限はあるものの、宇宙でも淹れ立てのコーヒーが楽しめるようになったのは良いことですね(^^



自家焙煎店への道


かや

コーヒー自家焙煎店を最初から目指してはいなかった。

そうなんです。LUA CHEIAは最初、コーヒーとは関係ないことをやっていました。

ある日の事、ビジネス関係でつながりのある人から

「コーヒーを輸入してみないか?」

と言う話が舞い込んできました。

コーヒーは好きだったものの、そんなに詳しいわけでもないし・・・
でもとりあえず話を聞いてみたんです。

コーヒー生産国で、日本に輸出するルートを探っている業者がいるとのことで、生産国の政府の後押しも受けているらしい。

現地の責任者が日本を訪問するので、そのタイミングで会って話を聞いてみました。

色々と話をしましたが、どうやら焙煎した豆をブランドとして販売したいらしい。

とりあえずサンプルに焙煎した商品(コーヒー豆)と、生豆を1ポンド(約450g)頂きました。

焙煎した豆を知り合いのカフェに持ち込んで試飲してみたのですが・・・
試飲に参加した方からの感想は、

「こりゃあダメだね」

「コーヒーじゃなくて、別の物を検討したら?」

とまあ、酷評だったわけです。
確かに、自分で飲んでみてもあまり美味しいとは思いませんでした。
でも・・・そんな酷評するほどじゃないよな・・・

当時はまだ自分で焙煎していませんでしたが、とりあえず生豆を焙煎してみようと思い、
ハンドロースターと呼ばれる手回しの焙煎機を購入、何となく焙煎してみたのです。

始めて焙煎したコーヒーを自分で飲んでみると・・・

美味しい!

焙煎で味が変わることを実感した瞬間でした。
日本人と、外国人の好みの味は違う事も判ったのです。

コーヒー豆輸入の話は残念ながら流れてしまいましたが、
美味しいコーヒーを自分で作り出せる楽しさを覚えてしまった私は、
ますますコーヒーの焙煎に、のめり込んでいきました。

振り返ってみても懐かしい、
2012年の秋ごろのお話です。

実は最初に出来たコーヒーはまぐれで、その後全然美味しくないコーヒーを焙煎し続ける、
コーヒー焙煎の苦難の道が待っているなんてつゆ知らず・・・(^^ゞ

その辺のお話は、また機会があったら書こうかと思います。



コーヒーの風味検討


風味検討用

風味検討用

コーヒーの味は、常に一定であるのが理想なんですけれど、

実際のところはそうでもありません。

日々の焙煎でのブレはそれほど大きくはない(つもり)ですが、

自分が理想とする味に100%到達しているかと言うと必ずしもそうではないわけで・・・

リリースしている商品は、

「これくらいなら、他の人に勧めても大丈夫」

と言う条件をクリアしているものの、100%と言うわけではありません。

もっと良い風味をのばせると判った段階で、味は徐々に変えていってます。

ただ、常連のお客様もいらっしゃるので、急に変えるわけではなく、次回からこんな風にしますよ、
とサンプルを送って確認してもらってから変えたりしています。
お客様ごとに焙煎を変えているので大きな影響はないですが、やはり自分が一番納得している味を提供したいとは思っているので。

今の自分の状態では、ゆっくりと理想の味を検討する時間もなかなか取れないのですが、

今回思い切って、いままで保留にしてきた課題に取り組んでみました。

それが、画像の4種類のコーヒーです。

左上:ケニヤ / キリニャガ
(酸味の綺麗なコーヒーだが、もっとキャラメル風味を乗せられるか)

左下:グアテマラ / エル・インヘルト・トラディショナル
(マイルドな酸味が美味しいコーヒー、キリニャガとの比較用)

右上:コロンビア / ナリーニョ
(現在販売しているものはフルーティーな酸味を残しているが、酸味を消してコーヒーらしくしたい)

右下:インドネシア / マンデリン
(深煎りコーヒーの販売に向けた検討、苦みを上手く表現したい)

コーヒーの種類とお題です。

コーヒーの焙煎は、豆ごとによってレシピが異なります。
種類ごとに条件を定めて、自分の思惑通りの風味ができたかどうか確認。

昨日焙煎したばかりなので、風味確認は今日行う予定ですが、豆をかじってみた限りでは、
大体は上手くいっているかなと。

ただ、マンデリンは苦み少な目かな・・・
もっと苦いコーヒーにしたいんだけれどな。

酸味の綺麗なコーヒーから、ガッツリと苦いコーヒーまで、ラインナップを増やしていけるよう頑張ります。