コーヒーの味は、常に一定であるのが理想なんですけれど、
実際のところはそうでもありません。
日々の焙煎でのブレはそれほど大きくはない(つもり)ですが、
自分が理想とする味に100%到達しているかと言うと必ずしもそうではないわけで・・・
リリースしている商品は、
「これくらいなら、他の人に勧めても大丈夫」
と言う条件をクリアしているものの、100%と言うわけではありません。
もっと良い風味をのばせると判った段階で、味は徐々に変えていってます。
ただ、常連のお客様もいらっしゃるので、急に変えるわけではなく、次回からこんな風にしますよ、
とサンプルを送って確認してもらってから変えたりしています。
お客様ごとに焙煎を変えているので大きな影響はないですが、やはり自分が一番納得している味を提供したいとは思っているので。
今の自分の状態では、ゆっくりと理想の味を検討する時間もなかなか取れないのですが、
今回思い切って、いままで保留にしてきた課題に取り組んでみました。
それが、画像の4種類のコーヒーです。
左上:ケニヤ / キリニャガ
(酸味の綺麗なコーヒーだが、もっとキャラメル風味を乗せられるか)
左下:グアテマラ / エル・インヘルト・トラディショナル
(マイルドな酸味が美味しいコーヒー、キリニャガとの比較用)
右上:コロンビア / ナリーニョ
(現在販売しているものはフルーティーな酸味を残しているが、酸味を消してコーヒーらしくしたい)
右下:インドネシア / マンデリン
(深煎りコーヒーの販売に向けた検討、苦みを上手く表現したい)
コーヒーの種類とお題です。
コーヒーの焙煎は、豆ごとによってレシピが異なります。
種類ごとに条件を定めて、自分の思惑通りの風味ができたかどうか確認。
昨日焙煎したばかりなので、風味確認は今日行う予定ですが、豆をかじってみた限りでは、
大体は上手くいっているかなと。
ただ、マンデリンは苦み少な目かな・・・
もっと苦いコーヒーにしたいんだけれどな。
酸味の綺麗なコーヒーから、ガッツリと苦いコーヒーまで、ラインナップを増やしていけるよう頑張ります。