夏になって、暑さでホットコーヒーなんて飲んでいられないよ!
そう思う方が多いかと思います・・・
私もそう思って、コーヒーの需要は減るかと思っていたのですが、注文は止まらずに来ますねぇ~
ホッと一息なコーヒーはやっぱりホットコーヒーなんでしょうか?
・・・
さて、本日はお題の通り、私が美味しいコーヒーを作るまでの秘密を全部暴露したいと思います。
では・・・
1.生豆を探す
全てのスタートです、探すときのコンセプト(基準)は様々ですが、大体2~5種類の豆を少量(2kgずつとか)仕入れます。
2・生豆を見て選別
生豆の品質を見ます。欠点豆の除去をして、一回は焙煎してみます。
この段階で見手いるのは卸業者の質です。ちゃんとした豆を扱っているのか、インチキは無いのか(偽物を扱っている業者は結構多い)、慎重に見極めます。
3.お試し焙煎
スペシャルティーコーヒーの焙煎レシピに則って、一度焙煎してみます。焙煎度はミディアムローストにします。
酸味の強さと、嫌な風味が残らないかを確認します。
4.試飲
私の場合、最初の試飲はドリップで行います。最終的にドリップで出すことを前提としていますので。
全体の印象が良かったらだいたいOKです。風味に物足りなさを感じたり、逆に嫌味を感じたりした場合は、カッピングテストをします。
5.カッピングテスト
より細かく風味を分析するならやっぱりカッピングテストです。どうして最初にやらないかと言うと、カッピングでの印象と、普通に飲んだ時の印象と言うのはだいぶ違うので、まずは普通に飲んだ印象を大事にしたいからです。
この段階で、焙煎で改善できることを検討します。
6.お試し焙煎2回目
一回目の風味テストの結果をもとに再度焙煎します。焙煎度は目的に応じて変えます。
(酸味のコーヒーにしたい⇒ミディアムロースト、アイスコーヒーにしたい⇒フレンチロースト)
7.カッピングテスト
前回検討課題に挙げた事柄が改善できているか確認します(大抵できていない・・・)。
8.またまた焙煎
改善できなかったことを反省しつつ焙煎します。
9.カッピングテスト
・・・以下略
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どうでしたか?
長いって? (^^ゞ
とっておきはどこにあるんだ?と言うお叱りが来そうですが、ちゃんと示しました。
それは「試行錯誤する」です。
美味しいコーヒーを出す自家焙煎店は、必ず同じことをやっているはずです。
自分の中で一番大事だと思っているのは、
1.生豆を探す
です。
ここで「安い豆を何とか使えないか?」なんて考えると大抵失敗します。
商売なので、安いに越したことはないのですが、それが上手くいった事って一度もありません。
何かしら妥協したり、納得できずに悶々として結局高い豆を買いなおしたり。。。
美味しいコーヒーを飲みたければ、豆にこだわるのが一番大事。とは私自身が自分に言い聞かせている格言のようなものです。
色々忙しくて、更新が滞り気味です。。。
頑張って毎日更新を心がけたいと思います。
それでは!