コーヒーの品質を決定づける要因(1) 収穫


コーヒーの実

先日はコーヒーの収穫時期について紹介したので、その続きということで、
今日はコーヒーの収穫方法について紹介したいと思います。

コーヒーは開花から数か月かかって実が成長していきます。
コーヒーは、房のように大量の果実が集結した状態で実をつけるのですが、
一斉に熟すわけではなく、房の中でも早熟な実と、遅く熟す実が存在します。

ですので、コーヒーの実をまとめて収穫する場合は、いつ収穫するかと言うのが結構大事になってきます。
早すぎると、青い実ばかりを収穫することになります。
遅すぎると、早熟の実は熟しすぎて腐ってしまいます。
収穫時期を見極めて、房をしごくようにして一気に収穫し、果実を集めます。

上記の収穫方法は、安いコモディティーコーヒーの場合です。

スペシャルティーコーヒーの場合は、房ごとの収穫を行わずに、完熟した実だけを一粒ずつ摘み取っていきます。
当然ですが、すべて手作業です。
人手もかかりますし、完熟した実を見極める能力が、個々の作業者に要求されます。
一回の収量はコモディティーコーヒーの場合に比べ圧倒的に少なくなります。

しかし、完熟した実から採れるコーヒーは、豊かな風味、甘みが良く乗っていて、渋味やエグ味はほとんどありません。

コモディティーコーヒーは、主に缶コーヒーや、スーパーなどに並んでいる安いレギュラーコーヒーとして流通しています。
スペシャルティーコーヒーは、ほとんどが自家焙煎店を通じて、レギュラーコーヒーとして流通しています。

自家焙煎店のコーヒーは、スーパーなどと比べて値段が高いですが、コーヒー豆の品質には大きな差があります。
高い物には、ちゃんとそれなりの理由があるんですねぇ








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