今はコーヒーは「休憩のお供で癒しを与えるもの」のイメージが強いですが、そもそもコーヒーは「眠らないための薬」としてイスラム教の一派で儀式用に用いられたのが飲用の始まりとされています。
忘れてはいけない(というかみんな知っている)コーヒーの側面として、「覚醒作用」がありますね。
一方カフェですが、歴史的に見ると、革命直前の18世紀フランスでは、カフェは社交の場であり、多くの思想家、芸術家、政治家が出入りして盛んに議論を重ねたことで知られています。
パリにある「カフェ・ド・フォア」は、フランス革命のきっかけともなったカミーユ・デムーランも常連で、しばしば演説を行っていたとのことです。
世界の歴史を動かした多くの人物の傍らには、常にコーヒーが存在していました。
そう、コーヒーは人々に大きなエネルギーを与えてきた飲み物なのです。
その力を現代において有効に使わない手はありません。
会社の午後の会議。
昼食後のリラックスムードで睡魔と闘いながら行う会議ほど非効率なものはありません。
いっそ外に出て、コーヒーを片手に議論を行うのはいかがでしょうか?
コーヒーはもちろんスペシャルティーコーヒーで。
毎回違うコーヒーを選ぶことで、「おっ、今日のコーヒーはいいね」などと、コミュニケーションのきっかけになるかもしれません。
眠い午後の会議も、コーヒーの覚醒作用でシャキッとした頭なら効率よく進むこと間違いなし。
どうも日本では、飲食は休憩中にするものという風潮が根強いですが、効率を最大限に考えたら、仕事中にこそ飲食を取り入れたほうが良い場合が多い。
そして、コーヒーは間違いなく仕事効率を上げる強力なビジネスツールとなることでしょう。
今日は、仕事にコーヒーを生かしましょうという事で、ひとつ提案をしてみました。
それでは!