「 2016年06月 」一覧

会議はカフェで!


海の見えるところでコーヒー

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今はコーヒーは「休憩のお供で癒しを与えるもの」のイメージが強いですが、そもそもコーヒーは「眠らないための薬」としてイスラム教の一派で儀式用に用いられたのが飲用の始まりとされています。
 
忘れてはいけない(というかみんな知っている)コーヒーの側面として、「覚醒作用」がありますね。
 
一方カフェですが、歴史的に見ると、革命直前の18世紀フランスでは、カフェは社交の場であり、多くの思想家、芸術家、政治家が出入りして盛んに議論を重ねたことで知られています。
 
パリにある「カフェ・ド・フォア」は、フランス革命のきっかけともなったカミーユ・デムーランも常連で、しばしば演説を行っていたとのことです。

世界の歴史を動かした多くの人物の傍らには、常にコーヒーが存在していました。
 
そう、コーヒーは人々に大きなエネルギーを与えてきた飲み物なのです。
その力を現代において有効に使わない手はありません。
 
会社の午後の会議。
 
昼食後のリラックスムードで睡魔と闘いながら行う会議ほど非効率なものはありません。
 
いっそ外に出て、コーヒーを片手に議論を行うのはいかがでしょうか?
コーヒーはもちろんスペシャルティーコーヒーで。
 
毎回違うコーヒーを選ぶことで、「おっ、今日のコーヒーはいいね」などと、コミュニケーションのきっかけになるかもしれません。
 
眠い午後の会議も、コーヒーの覚醒作用でシャキッとした頭なら効率よく進むこと間違いなし。
 
どうも日本では、飲食は休憩中にするものという風潮が根強いですが、効率を最大限に考えたら、仕事中にこそ飲食を取り入れたほうが良い場合が多い。
 
そして、コーヒーは間違いなく仕事効率を上げる強力なビジネスツールとなることでしょう。
 
今日は、仕事にコーヒーを生かしましょうという事で、ひとつ提案をしてみました。
 
それでは!



より美味しいコーヒーを淹れるには「きちんと〇〇すべし」


青空を流れる雲
 
 
前回までは、美味しく淹れられないという悩みにこたえる形で、美味しいコーヒーの淹れかたについて解説しました。
 
主に、コーヒーの淹れ方が判らない方を対象にした解説を行いましたが、
 
「そんなことは判っているのだけど、味が安定しない」
 
こういった方もいらっしゃるかと思います。
 
そういった方々のお話を聞くと、ほとんど共通の原因に行き着きます。
それは、
 
「コーヒーを計量していない」
 
コーヒーの粉を一人分は大さじ一杯だから、適当に大きなスプーンでバサッバサッと・・・
 
そりゃあ味も一定になるわけがないです。
 
コーヒーは毎回計量しましょう。
 
私はメジャースプーンは使わず、背の低いグラス(100均で購入)にコーヒー豆をいれて計量しています。

最近は、コーヒー豆用に、0.1g計りとタイマーがセットになった、便利な計りも販売されています。
これはおススメです!

ハリオ V60 ドリップスケール VST-2000B


 
 
この計りなら、こーヒー豆の計量だけではなく、ドリップするコーヒーも重さで知ることが出来るのでより安定したドリップが可能になります。是非使い倒したい一品です。
 
という事で、今回は「コーヒーはキチンと計量しましょう」と言うお話でした。
 
それでは!



美味しいコーヒーが淹れられない ~ドリップ編~


夕焼け コーヒーを飲みながら
 
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CAFE LUA CHEIAのこだわりのコーヒー
当店自慢の深煎りコーヒー。amazon倉庫からの発送ですので、最速で当日、通常配送でも2日以内にお届け可能です。
私が焙煎し、販売しているコーヒーの紹介です。
モンデュールは、断トツ一番人気のコーヒーです。

タンザニア/モンデュール

産地:タンザニア、アルーシャ近郊
風味:ビターテイスト、ほろ苦さと甘さ、チョコレートのような風味、しっかり目の後味
焙煎度:深煎り
モンデュールという名前は、キリマンジャロ山の麓、アルーシャ地方モンデュール山麓にある農園ということで付いた名前です。
「特別なコーヒーを飲みたい人に」向けて作られるコーヒーは、同じタンザニア産のコーヒーと比べても、一段と高い品質を誇り、その深い味わいは誰もが納得するコーヒーです。
私が販売するコーヒーの中でも断トツの人気を誇っています。
香り高く、本当のタンザニアコーヒーの風味とビターテイストを楽しめるよう、深煎りに仕上げました。
CAFE LUA CHEIA キリマンジャロ タンザニア モンデュール スペシャルティー コーヒー豆 200g 深煎 自家焙煎 (豆のまま ※ おすすめ)

品切れになるのが早くて、在庫補充がなかなか追いつかなくて申し訳ありません。

その他商品は、今後在庫を補充していきます。
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昨日に引き続き、コーヒーが美味しく淹れられない原因について探っていきたいと思います。
 
昨日の記事はこちら
美味しいコーヒーが淹れられない
 
さて、今回はドリップでコーヒーを淹れると想定して美味しく淹れられない原因について考えてみたいと思います。
 
原因となりそうな事柄をまずは取り上げてみましょう
 
・コーヒー豆の挽き方(細かすぎませんか?)
・お湯の温度(高すぎませんか?)
・ドリッパーに入れる粉の量(きちんと計っていますか?)
・お湯の注ぎ方(一気に注いでいませんか?)
 
とりあえず思いつくのはこの4つです。
 
 
〇コーヒー豆は粗めに挽く
 
スーパーで売っているコーヒー豆、すでに挽いてあるものが多いですが、どうしてあんなに細かく挽いてあるのでしょうね。
ハンドドリップでお湯を注いでも落ちないのは、やり方が悪いのではなくて、「細かく挽き過ぎている」のが原因です。
 
コーヒーメーカーで淹れる場合もそうですが、細かいとお湯がスムーズに粉を抜けず、ドリッパーのペーパーを伝って落ちてしまいます。そのような状態では抽出が不十分な状態になります。
 
粉の粒度は、お湯を落としたら一瞬とどまって、少ししたらスーッと染み込むくらいが良いです。ドンドン染み込むようでは粗すぎます【うんと粗くする方法もありますが、ここでは割愛)。

〇お湯の温度は90℃以下で!
 
沸騰したてのお湯は火を止めた時点で98℃です。
これをそのまま使ってはいけません。100℃に近いお湯では、コーヒーの美味しくない成分が一気に溶け出して、それはそれは残念な味になってしまいます。
 
ベストな方法は、注ぎ専用のケトルに移すことですが、差し水をしても構いません。湯の温度は90℃以下、焙煎度によってはもっと低い温度(85℃以下)の方が良いでしょう。
 
〇粉の量は多めに入れる 
 
もちろん、適切な量を淹れるのがベストですが、「自分はどうもお湯を勢い良く注いでしまう」などと言う人は、最初は多めに粉を入れましょう。それで濃すぎてしまったら、後述しますが、お湯を淹れて適度に薄めればよいのです。
 
濃いコーヒーは薄められますが、薄いコーヒーは濃くできませんから。
 
適切な量が身に付くまでは、コーヒーは少し多めに入れておく、を心がけると良いでしょう。
 
 
〇お湯は最初は「超ゆっくり」注ぐ
 
注湯は前半がすごく大事で、後半はどうでも良いです(笑)
まあ、それは言いすぎですが、前半は極端な話、ポタッポタッと滴下するくらいから始めて、後半で注ぐお湯の量を増やしていきます。前半がきちんとできれば美味しいコーヒーになります。
 
 
〇上記全ては、コーヒーの不味い成分が出てくる前に抽出を終わらせる、そのためのノウハウです!
 
コーヒーは、美味しい成分が先に抽出され、しばらくしてから渋みやエグ味が多く出てくる性質があります。
コーヒーを淹れるコツとしては、
 
「短い時間(数分以内)に、美味しい成分だけを液体にする」
と言うものだと心得ましょう。

お茶や紅茶は2番煎じが出来ますが、コーヒーはできません。
二度目の抽出液は、ひたすら渋くて苦いです。
 
美味しく淹れる目安の量ですが、粉8~10gに対して、お湯120mlで抽出すると覚えておけば間違いないです。
粉の量はこれが下限で、もっと多くても構いません。
 
もし、もっと薄目にしたい場合は、コーヒーを淹れ終わって粉をどけた後に直接お湯で薄めます。
 

以上、ざっくりとですがドリップでの美味しいコーヒーを淹れるコツを解説してみました。
 
美味しくいれるコツは、これからも度々、手を変え品を変え、解説していきたいと思います。
 
 それでは!