そんなことあるのでしょうか?
コーヒーを淹れるのに失敗した?
時々、そんなことを書いているウェブページを見かけます。美味しいコーヒーが淹れられない原因は云々。。。
お茶を淹れるのに失敗なんて(普通は)起こらないのですが、コーヒーだと失敗するの?
どうやらコーヒーの抽出が上手くなくて、美味しいコーヒーが淹れられなかったという事なのでしょうが、私にしてみれば、
「それって、コーヒー豆がいけないんじゃないの?」
そう思わざるを得ません。
以前から言っていますが、美味しいコーヒー豆を使っているならば、抽出が雑になったところで、それなりに美味しいコーヒーは淹れられます。
ただ、ちょっと濃かったり薄かったりするかもしれませんが。。。
濃すぎるコーヒーは薄めれば良いのです。
薄過ぎたコーヒーは・・・諦めて飲みましょう。
もしそのコーヒーに甘みを伴ったコーヒー感を感じられないのでしたら、それはコーヒー豆の品質が良くありません。
簡単にコーヒーの品質を確認する方法があります。
それは、淹れたコーヒーが冷めるまで放置しておいて、冷たくなったコーヒーを飲んでみることです。
冷めたコーヒーが美味しければ、その豆は良い品質の豆だと言えます。
確かに、より美味しいコーヒーを淹れるためのコツと言うものはあります。
でもそれは、もともと80点の味を100点に引き上げるためのコツであって、もともと美味しくない豆を劇的に美味しくするという魔法ではありません。
品質が40点のコーヒー豆は、抽出を工夫することで60点にはできますが、100点にすることはできません。
美味しいコーヒーを飲みたければ、まずは品質の良いコーヒーを入手することです。
それ以外の事はほとんどおまけみたいなものなんですよ^^;
それでは!