「 2016年06月 」一覧

コーヒゼリーの話


川辺に降り注ぐ日の光

巷では、スターバックスがコーヒーゼリーを使ったフラペチーノをリリースして話題になっているようです。
 
別に、それにあやかろうというわけではありませんが・・・汗
 
コーヒーを使ったスイーツ、真っ先に思い浮かぶのは・・・案外違うものだったりするかもしれません。
 
コーヒーに関わりを深く持っていても、意外とスイーツの情報には疎いもんで・・・汗
 
コーヒーゼリーの作り方に特殊性はありませんが、この記事を書くに当たって巷のレシピを見てみましたが、インスタントコーヒー使う人多いですね・・・(ショボーン)
 
せめてドリップしたコーヒーを使ってほしいなぁ・・・
 
当り前のことですが、ドリップしたコーヒーを使ったコーヒーゼリーは超絶美味しいです♪
 
あと、バリエーションを考えるのでしたら、ゼラチンの比率を変えて硬さを調節してみるのも良いかも。
 
私は柔らかい、とろとろゼリーが好きなので、コーヒー対ゼラチンの比が、80:1位で作ることが多いです。
(ゼラチンを溶かす水は別です)
 
固めに作ってキューブゼリーにするのも良いかもしれません(コーヒー:ゼラチン=30:1くらい?固すぎ?)
 
キューブゼリーを作るなら、深煎りのコーヒーを濃いめに抽出して、苦みの凝縮した大人の味に仕上げるのも良いですね。
 
これに濃厚なクリームと、ガムシロップを少々。。。
 
 
妄想だけでほっぺたが落ちそうです(笑)
 
ここ最近は焙煎に忙しくて、全然料理に手を出せずにいましたが、久しぶりに何か作ってみようかな~
って、コーヒーゼリーを作りたいのですけれどね。
 
コーヒーゼリーは、何か作ったらまた記事にすることにします。
 
今日はこの辺で。。。

それでは!
 



お湯が落ちないんですけど・・・コーヒー豆の挽き目について


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コーヒーをドリップしても、お湯が上手く落ちなくて、いまいち美味しく淹れられている気がしない・・・ 

先日のセミナーでもお話したことなのですけれど、このような悩みを持っている方、結構多いのではないのでしょうか?

このブログでも過去に何回か解説していますが、お湯が落ちない原因は、淹れ方が悪いのではありません。

今回は、お湯が落ちない原因とその対策ということでお話しておこうかと思います。

コーヒーの挽目が細かすぎませんか?

いきなり結論ですが、お湯が落ちない原因はずばり「コーヒーの挽目が細かすぎる」です。

私は「粗挽きを推奨」いたします。

私の価値判断で恐縮ですが、市販の粉に挽いてあるコーヒーの多くが中挽きですが、正直なところドリップするには細かすぎると思っています。

コーヒーを細かく挽いて、一杯当たりの抽出に使う粉の量を減らすためでしょうか?

前述の(やや)特殊なコーヒーも、粗挽きで淹れたら、すっきりとしてもっと美味しいコーヒーになります。

では、どの程度の粗さに挽いたら良いのでしょうか?

コーヒーの粗さの目安で、グラニュー糖がよく引き合いに出されますが、あんなの比較になるのでしょうか?

適切な挽目を判断する方法

どの程度が良いのかを知るためには、実際に粗い方から挽いてみて、何回かお湯を注いでみるしかありません。

自分でコーヒーミルをお持ちの方は、一番粗い目でコーヒー豆を挽いてみてください。

自分でミルをお持ちでない方は、お店で「粗挽き」にしてもらうと良いと思います。

コーヒーの粉の量ですが、

・1杯:15g

・2杯:23g

・3杯:32g

・4杯以上:10g×杯数

え~?計量するの?という声が聞こえてきそうですが、最低でも1回は計量して、どのくらいの量で上記の重量になるのかを把握しておいた方が良いです。

練習だと思って、一度はきちんと計量することをお勧めします。

ちなみに濃いめ設定です。ですがまずは濃いめで淹れてみましょう。濃いコーヒーは薄めることが出来ますが、薄いコーヒーを濃くすることはできませんので。

そしていつも通りの淹れ方でコーヒーを淹れていきます

粉の挽目がうんと粗いと、お湯は即座に染み込んでいきます。

ここから徐々に目を細かくしていくと、お湯が急に落ちにくくなる挽き目に出くわします。

そこから1段階粗い挽き目が、適切な挽き目です。

適切な挽目ではお湯が一瞬とどまる

適切な挽き目では、お湯を少しずつ注ぐと速やかに染み込み、お湯の量を増やすと染み込む速度が追い付かなくて粉が盛り上がってお湯が溜まってきます。

その状態でお湯を止めれば、スーッと染み込んでいきます。

お湯がスーッと染み込んでいかない様では、細かすぎるのです。

コーヒーを自分で入れる楽しさは、「色々調整できる」ことではありますが、逆を言えば、調整しないと上手くいかないという事でもあります。

コーヒーを自分で淹れてみたい人、最初から独学で失敗するよりは、素直に誰かに教わった方が良いと思います。

ご近所の自家焙煎店でも教えてくれると思います。

「コーヒーの粉は粗く挽いて、お湯が落ちる適切な挽き目を確認せよ」・・・

一度は確認の為にやってみてください。

それでは!



コーヒー豆の受注後焙煎のメリット、デメリット



初夏の夕暮れ

当店「CAFE LUA CHEIA」は、実店舗を持たずに通販のみで、コーヒーの販売を行っております。
 
原則として、受注後にコーヒー焙煎を行って商品を発送しています。
 
このような方式を取ったのは、お客様には焙煎したての新鮮なコーヒーをお届けでき、商売上の理由では(汗)私が一日中焙煎を行える状況にないので、時間を取れるときに集中して焙煎ができること、そして、必要な量を確実に焙煎することで無駄な焙煎をしなくて良いというメリットがあるからでした。
 
しかしその一方で、焙煎、さらには配達の時間がかかり、注文からお届けまで時間がかかるというデメリットがあります。
コーヒーの販売が増えてきた現在、お届けまで最大で1週間くらいかかってしまう場合も出始めました。
 
こんなに時間がかかってしまうのは、本意ではないな・・・
 
そう思いつつ、対策を練っています。
 
一番の対策は、事前に焙煎して販売することですね。
amazonでの販売では一部始めており、事前にamazon倉庫にコーヒー豆を納品しておくことで、お客様には迅速に商品が届けられます。
 
てか、amazonの配達力すごい・・・
 
自社発送ですと、どうしても送料が安くできないのですが、amazonと契約することで、お客様は格安(2000円以上なら無料)で高速配達システムをご利用いただけます。
 
6月の分はすでに販売が終了してしまいました。
(通常の受注販売はやっています)
 
7月分を頑張って焙煎しないといけませんね。
 
頑張らないと、ですね!
 
それでは!