「 2016年05月 」一覧

コーヒー豆を、間違って買ってしまった・・・


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時々聞く話です。

自宅にコーヒーミルが無いので、普段は粉に挽いたものを購入しているのですが、間違って豆の状態で買ってしまいました。
どうしたら良いでしょうか?

そうですね~ 私ならこう答えますかね~

「フードプロセッサーはありますか?」
あればミルの代用可能です。どうしても無いのであれば、最悪すりこ木でもなんとかなります。

もし自家焙煎店で購入しているのであれば、無理に粉にせずに、もう一度お店に持って行って粉にしてもらうのが良いと思います。

しかし、どうしてもすぐに飲みたい場合もあるでしょう。
そんな時は手元にある道具で何とかするしかありません。

と言っても、コーヒー豆は衝撃を与えれば結構簡単に砕けます。

フードプロセッサーで砕く場合は、一回の動作時間を1秒以内にして、一気に砕こうとせずに、様子を見ながら小刻みに砕いていくことが大事かなと。

すりこ木に入れて上から軽くつぶす様に砕けば、結構簡単に粉にすることが出来ます。

ポイントは、なるべく粗目にすること。
そして微粉が沢山出るので、最後にコシ器のような目の細かいザルなどで微粉を除く事。

コーヒーの品質が良いのであれば、多少目がそろっていなくても十分に美味しいコーヒーが淹れられます。

でもそれ以前に、コーヒーを自分で淹れて飲むならば、やはりミルを持っているべきだと思うんですよね。

淹れる直前に豆を挽く方が絶対的に美味しいコーヒーになるし、それ以上に豆を挽く行為自体もコーヒーを淹れるという過程として愉しめたらな、と思うのです。



アイスコーヒーの季節が来ました


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いよいよ夏が近づいてきました。

夏と言えば・・・アイスコーヒーですね(笑)!

当ショップでも定番のアイスコーヒーがありますので、今年も折につけて紹介していきたいと思います。

去年はイベントで紹介しただけでしたが、今年はネットショップでの販売も考えております。

乞うご期待。

さて、アイスコーヒーと言えばどんな味を思い浮かべるでしょうか。

ダークチョコレートの様な色合いに、ビターテイストな定番の味字でしょうか。

やっぱりアイスコーヒーは苦いものが美味しいです。
と言うのも、人間は低温の飲食物の風味を知覚するのが苦手なので、苦み、甘みのような「わかりやすい風味」が定番になってきます。

しかし今年は、新しいコーヒーにチャレンジしたい。

それは酸味のアイスコーヒー。

というか去年もチャレンジしたのですが、イマイチ味がまとまらずに終わってしまいました。

今年は、出来れば商品化したいところ。

酸味のアイスコーヒーは、実は商品化が難しいと思っています。
一番の課題は「採算性」です。

そもそも酸味が美味しいコーヒーと言うのは、高品質なコーヒーを使わないと美味しくならないので、素材が高く着くのです。。
しかもアイスコーヒー用に濃く出すとなると、コストパフォーマンスは非常に悪い。

コンビニのアイスコーヒーは安いですが、おそらく原価はびっくりするほど安いと思います。
逆に、安い豆を使うから深煎りの苦い味にしかできないのです。

酸味のコーヒーは販売価格も必然的に高くなってしまうのです。
そこで、今年は色々と作戦を考えました。

コストパフォーマンスの良い、そこそこ良い品質のコーヒーをベースにして、決めの風味をスペシャルティーコーヒーで付ければ、価格をそこそこに押さえることが出来るのではないのか?

ただ、安く提供することはお約束できません^^;
良いものは安くできない。

それでも、コーヒーにはお求めやすい価格と言うのがあるのは事実なので・・・
コストと品質のせめぎ合いの中、酸味の美味しいアイスコーヒーを何とかリリースしたいと考えております。



北欧のコーヒー事情


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ヨーロッパ諸国は、日常的にコーヒーを飲むことが当たり前の所が多いのですが、北欧諸国は特にコーヒーの消費量が多いことで知られています。

2014年の、国民一人あたりの年間消費杯数(コーヒー10gを一杯分として)は、

フィンランドが2位(1214杯)
デンマーク3位(938杯)
ノルウェー4位(918杯)
スウェーデン7位(741杯)

と、軒並み上位を占めています。

ちなみに1位はルクセンブルク(2785杯)。日本は24位(351杯)です。
日本はまだまだコーヒー消費に関しては発展途上なのです。

それはさておき、スウェーデンでは、「フィーカ」と言って、コーヒーをシナモンロールと一緒に頂くのが習慣になっているようです。デンマーク、スウェーデンでも、シナモンロールではありませんが、コーヒーはパンと合わせて頂くようです。

そのコーヒーの味ですが、意外なことに深煎りではなくて、浅煎りのフルーティーなコーヒーが主流の様です。
他のヨーロッパ諸国、日本でも未だに深煎りのコーヒーが主流ですが、北欧は状況が違うようです。

浅煎りのコーヒーとパン、良い組み合わせですね。
深煎りのコーヒーは風味が強いので、甘いお菓子の方が合いますが、浅煎りの風味であればパンの様な軽い風合いの方が合うような気がします。

北欧のコーヒーショップ「フグレン」も日本に出店していますし、北欧コーヒーが飲めるお店もいくつかあるようです。

ちょっと興味ありますね。

一度足を運んでみてはいかがでしょうか?