美味しいコーヒーの産地 ~インド~


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CAFE LUA CHEIAのこだわりのコーヒー
当店自慢の深煎りコーヒー。amazon倉庫からの発送ですので、最速で当日、通常配送でも2日以内にお届け可能です。
amazon恐るべしですね~

今回は「粗挽き」の商品になります。 
 
・マンデリン・ブルーバタック(深煎り)

 
・タンザニア・モンデュール(深煎り)

 
 
品切れになるのが早くて、在庫補充がなかなか追いつかなくて申し訳ありません。

その他商品は、今後在庫を補充していきます。

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インドは紅茶の産地として良く知られていますが、実はコーヒーの産地としても古くから知られています。
歴史的に見ると、インドはエチオピア、イエメンという発祥地以外に初めてコーヒーが移植された地でもあります。

インドに初めてコーヒーを持ち込んだのは、インド人イスラム僧侶、ババ・ブーダン(ババ・バダン)と言われています。
1600年ごろ、ババ・ブーダンはメッカ巡礼の折にコーヒーを知り、帰りにイエメンに立ち寄ってコーヒーの種を7粒、密かに持ち帰ったといわれています。

当時、コーヒー豆は厳しく管理されており、種や苗木をイスラム圏の外に持ち出すことは固く禁じられていました。
飲料用のコーヒー豆は、すべて一度お湯に通し、発芽不能な状態にして輸出されていたくらいです。

しかし、ババ・ブーダンは厳重な管理の目をかいくぐり、コーヒーの種をインドに持ち帰ることに成功、インド南部のマイソール丘陵地に種を植えました。
そのうちの一粒が無事に発芽し、現在のインドコーヒーのルーツになったといわれています。

その後インドはイギリス領となり、紅茶の産地として有名になっていきます。
これには、統治国であるイギリスで紅茶が流行したこと、18世紀後半にインドのコーヒーが伝染病で全滅したことが影響しています。

しかし現在ではコーヒーの産地としても復活し、世界第5位のコーヒーの生産国です。
ただし世界シェアは5%程度ですが。

インドコーヒーで現在日本で入手できるものでは、モンスーンと呼ばれるコーヒーが比較的有名です。

大航海時代、インドからコーヒーをヨーロッパに輸送するのに、帆船で半年かかりました。
収穫時にはきれいな緑色だったコーヒーも、船倉に置かれることで金色に変わりました。
このコーヒーはまろやかで独特の風味を持っていたといわれています。

時代は進み、輸送手段が帆船から蒸気船に変わり、スエズ運河が開かれると、インドーヨーロッパ間の輸送期間は大幅に短縮され、金色のコーヒーは姿を消しました。

しかしこの、インドを想起させるコーヒー豆は多くの人がその風味を懐かしみ、黄金のコーヒーを求める声は日増しに高まりました。そこでインドでは、5~7月に吹く貿易風の時期を利用して、黄金色のコーヒーを再現し、現在も作り続けています。

収穫されたコーヒー豆は袋に詰められ、風通しの良い倉庫に、コーヒーに風が当たるように間隔をあけて置かれます。
コーヒーは数日ごとに袋を詰替えて再度配置されます。
6~7週間後には緑色のコーヒーは黄金色のコーヒーになり、モンスーンコーヒーとして出荷されていきます。

なんだか美味しそうですね。
私も、記事を書きながら飲んでみたくなりました。
機会があったら、仕入れてみようと思います。


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